
■目次
・内容
・感想、書評、レビュー
・著者略歴
1:内容
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。 –このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
※「BOOK」データベースより
2:感想、書評、レビュー
評価:★★★★★
これはおもしろい!
クライマックスのトリックのナゾ解きはルービックキューブの6面を攻略した後のような爽快感と満足感を得られた!
東野圭吾作品を過去に8冊程読んだけど個人的に1~2位を争うレベル!
ミステリー小説好きの方で本書を読んでない方にはおすすめ!
本書は直木賞を受賞している。ある日娘と二人で暮らしている母子に悲劇が。
ある犯罪を巡る天才元数学者VS天才物理学者。奇しくも二人は帝都大学時代の同窓でありライバル。
つまり友人の間柄である。
物語最大の魅力はトリックを仕掛ける側と、トリックのナゾ解きをする側と一進一退の攻防だ。
物語後半にはうるっとくる場面もある。
人間離れしたトリックと想像不可能な結末は必ず満足できるはず!
湯川シリーズは他にもあるので全部見たい!
3:著者略歴
東野圭吾
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。
エンジニアとして勤務しながら、1985年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞受賞。
1999年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※「BOOK著者紹介情報」