サスペンス小説

『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(秦建日子)感想・書評・レビュー【評価:★★★★☆】

■目次

・内容

・感想、書評、レビュー

・著者略歴

1:内容

「これは、戦争です」12月22日、クリスマスを目前ににぎわう東京・恵比寿で爆破テロが発生。

すぐに届いた犯行声明で、犯人は日本国首相との生放送テレビ対談を要求、受け容れられなければ次は渋谷で無差別爆破テロを起こす、と予告する。

対する首相はテロには屈しないと拒否。そして翌日、最悪の事態が…!

圧倒的なリアリティとスケールでおくる衝撃のクライムサスペンス!映画原作。

※「BOOK」データベースより

2:感想、書評、レビュー

評価:★★★★☆

クライマックスは驚きと鳥肌もんだった!東京で爆弾テロ発生。

迫力とスリル満点のクライム・サスペンス小説。海外ドラマの24に劣らぬ疾走感と臨場感でおもしろかった!

とてもテンポがよくてあっという間に読めちゃう。

登場するエリアも渋谷、恵比寿、六本木と、良く利用するエリアでもあるから「実際にテロが発生したら?」というスリルがリアルに感じられ、あっというまに世界観に入り込めた。

クリスマスイブに起きた前代未聞の爆弾テロサスペンス。

3:著者略歴

秦建日子
小説家・脚本家・演出家・映画監督。1968年生まれ。

97年より専業の作家活動。

2004年『推理小説』で小説家デビュー。

同作は“刑事 雪平夏見”シリーズとして続編とともにベストセラーとなり、『アンフェア』としてドラマ&映画化

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※「BOOK著者紹介情報」