
■目次
・内容
・感想、書評、レビュー
・著者略歴
1:内容
パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。
仕事先のホテルの客室で、同僚牧村絵里が、毒入りビールを飲んで死んでいた。
現場は完全な密室、警察は自殺だというが…。
やがて絵里の親友由加利が自室で扼殺され、香子にまで見えざる魔の手が迫ってきた…。
誰が、なぜ、何のために…。ミステリー界の若き旗手が放つ長編本格推理の傑作。
※「BOOK」データベースより
2:感想、書評、レビュー
評価:★★★★☆
密室殺人事件の推理小説。
密室のトリックや動機など、ストーリーの流れに沿って推理していくけれど、答えには至らない。
なかなか捜査はうまく行かないもどかしさと徐々に捜査が進んでいくワクワクのコントラストがたまらない。
「犯人はだれなのか」ということを常に考えながら読み薦めて自分なりに推理しながら読むとなかなかおもしろい思う。
3:著者略歴
1958年、大阪府生まれ。
大阪府立大学電気工学科卒業。’85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。
著書『天空の蜂』『名探偵の掟』『どちらかが彼女を殺した』(すべて講談社)、『悪意』(双葉社)ほか。
※「BOOK著者紹介情報」