恋愛小説

『息がとまるほど』(唯川恵)感想・書評・レビュー【評価:★★★☆☆】

■目次

・内容

・感想、書評、レビュー

・著者略歴

1:内容

同僚にプロポーズされたのを機に、不倫中の上司と別れる決意をした朋絵だったが、最後のデートを後輩に目撃され…。

男と女の間に流れる、もはや愛とは呼べないくろぐろとした感情、女と女の間の、友情とは呼べない嫉妬や裏切り、優越感。女たちの心に沈む思いを濃密に描きだした、八つの傑作恋愛短篇。
※「BOOK」データベースより

2:感想、書評、レビュー

評価:★★★☆☆

女性の心の中をのぞき見したような気持ちになった。

女性は男性より一枚上手wどの物語にも出てくる「銀座のBAR」は、女性の心をうつしだすカガミのよう。

女性の行動には経緯があり、それに比べ男性はもっと単純な生き物と思ったのはぼくだけだろうか?w

3:著者略歴

唯川恵
1955年、金沢市生まれ。

銀行勤務等を経て、84年「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビュー。

さまざまな女性たちの心に寄り添う恋愛小説、エッセイで多くの読者の共感を得ている。

2002年「肩ごしの恋人」で第126回直木賞受賞。

08年「愛に似たもの」で第21回柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※「BOOK著者紹介情報」