青春小説

『三匹のおっさん』(有川浩)感想・書評・レビュー【評価:★★★☆☆】

■目次

・内容

・感想、書評、レビュー

・著者略歴

1:内容

還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか、とかつての悪ガキ三人組が自警団を結成。

剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。

ご近所に潜む悪を三匹が斬る!その活躍はやがてキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与え…。

痛快活劇シリーズ始動。
※「BOOK」データベースより

2:感想、書評、レビュー

評価:★★★☆☆

癒やされた。還暦を迎えたおっさん3人組が町内の犯罪を防ぐ活動をすることになり、その様は新選組のようだ・・・w(←言い過ぎです)

元剣道師範、柔道黒帯、機械オタクの顔ぶれだが、登場する悪党をやっつける。

3人のおっさんの家族間のからみや、孫、子供とのからみもあり、ほっこりする一面も。

シゲオが妻に放った、不器用ながらも精一杯の言葉はうるっときた。

3:著者略歴

有川/浩

高知県生まれ。

2004年、第10回電撃小説大賞“大賞”受賞作『塩の街』でデビュー。

続く『空の中』『海の底』と共に通称「自衛隊三部作」として注目を集める。

「図書館戦争」シリーズは本編完結後もアニメ化などで大ブレイクを続け、その作品は多分野にわたり話題を呼んでいる。
※「BOOK著者紹介情報」